お酒を飲みながらwikipediaの感想を書く①~松屋フーズ~
~株式会社松屋フーズ(まつやフーズ、英称:Matsuya Foods Company, Limited)は、牛丼(牛めし)・カレー・定食などを販売する「松屋」などの飲食店をチェーン展開している企業。~
はい。「あなたの食卓でありたい」という願望に満ち溢れた松屋のお話。
僕が北海道から東京に出てきたのは、まさに牛丼(松屋は 牛 め し ですからね)価格戦争の前夜、280円という予告ののぼりが立っている頃でした。280円だと思って券売機の前で躊躇したのはまだウブな好青年でした。うん。
~この店がなかなか軌道に乗らなかったこと、商店街で商売を試してみたかったこと、専門誌で紹介されていた「何時屋」の「ぶっかけ」という牛めしに衝撃を受けたこと、そしてすでに牛丼チェーン販売をしていた吉野家の味に感銘を受けたことなどにより、瓦葺が牛丼の研究を重ねて独自の味を完成させ[1]、1968年(昭和43年)6月に江古田に牛めし・焼肉定食店としての「松屋」を開店させた。これは2011年(平成23年)現在の江古田店であり、これが1号店として数えられる。~
そう。今でこそ三鷹駅の前に自社ビルを構えておりますが、江古田が一号店。本社は当初、下石神井にあり、練馬に住んでいた僕はパイオニアである𠮷野家を知っていながら松屋フリークを自称しておりました。一週間で全食松屋に行けるか?というのを検証し、日曜日の寝坊がたたりブランチ松屋を決めてしまった為、20食という残念な結果に終わったことを思い出します。このころ一緒に働いていたNSR250にまたがりピースボートで世界を周った経験がある長野出身のサトウタケルという男が「松屋のカウンターの向こう側からどんぶりと一緒にα波が出てきますよね」というキラーワードを放ったことを思い出す。やべぇやつか。
~同業の他社チェーンと比較し、牛めし以外のカレーライスや定食などの比率が高いのが特徴である。これは1号店の江古田店近辺は学校が多いことから昼間は学生で賑わい、ベッドタウンでもあることから夜は独身サラリーマンが戻ってくるという当時の土地柄を考慮し、学生層向けの牛めしだけではなく独身サラリーマン層向けには定食とカレーが必要と考え、「牛めし」「定食」「カレー」の三本柱でメニューを構成することになり、その後の展開においてもこの方針を維持している。~
江古田の一号店の前身であった「中華飯店 松屋」のころからカレーを大切なメニューとしていたらしく、松屋のカレーは評判が良い。
正直、カレー屋を名乗る店で1000~1500円位のカレーより松屋のカレーの方が間違いがない。味なんて所詮個人の好みでしかないのだろうけど、松屋のカレーをうまいとする情報は腐るほど出てくる。
~ロゴマークは当初、社員の家族が考えた丼を持っている牛(通称:牛ちゃん)だった。会社が大きくなってきたのでデザイナーに依頼し、盆に乗せられた丼と味噌汁椀をモチーフとしたものになった。これは、丼・カレーに味噌汁が付く松屋の特色を表したものである。~
気にしない方々にとってはどうでもいいだろうが、あの謎の水玉はこれである。僕の持論として、大手牛丼(松屋は 牛 め し ね)チェーン3つ、𠮷野家、すき家、松屋をあらわすときに、𠮷野家=牛丼屋、すき家=変態牛丼屋、松屋=みそ汁屋(カレー屋)が真理だと思っております。
~2015年頃より、「松屋」の出店数が減少に転じているのに対し、第二の主力業態としてとんかつ店「松乃家」の出店を加速させている。低価格のとんかつ店チェーンは他に「かつや」(アークランドサービス)がある程度で競合が少ないことに加え、既存の「松屋」店舗の近所に好条件の物件が見つかった際に「同じブランドの店舗は出しにくい」という事情もあるという。~
これ、松屋が牛丼(松屋は 牛 め し ね)チェーンとして異常なのかもしくはポテンシャルがあるのか、松乃家がすごい。松屋として定食メニューを充実させているだけあって、とんかつ店でのメニューがぱない。うまい。なぜがチキンカツのメニューが突出してうまい(うまい)。
~上述のように松屋では一般的な店で言うところの牛丼を牛めしと称している。また、豚丼を豚めし、あいがけをカレギュウ、サラダを生野菜と呼ぶ。~
素直になれよ。
~2014年7月22日より関東の1都6県を中心に「プレミアム牛めし」と称する牛めしを販売している[7]。従来の牛めしより価格を90円 - 130円高くし、従来の牛めしは冷凍牛肉を使用していたのに対しチルド牛肉を使用するなど高級路線に走った。一方で「プレミアム牛めし」販売店では従来の牛めしは販売終了したため「実質的な値上げ」との評価もある。~
スタンダードはないのにプレミアムとは?
素直になれよ。
~松屋の店舗が江古田のみだった黎明期、吉野家と肉などの材料の卸を共有していた時期がある。これは瓦葺社長が偶然立ち寄った吉野家の味に感激し、研究も兼ねて通い詰めるようになった結果、吉野家のスタッフと顔見知りになったことによる。当時の吉野家は築地の1店舗のみを経営していたが、新橋に2号店を出す際に瓦葺を役員として誘ったものの瓦葺は恐れ多いと丁寧に辞退。これを期に独自の味を探索するようになった。~
これ、ちょっとかっこいい話なんだけど、ここで吉牛に懐柔されていたらすき家も牛丼(松屋は 牛 め し ね)価格戦争はなかったのかもしれない。(誰か牛丼太郎のことも思い出してください。)
~店員に直接注文せず、店入り口の近くにある自動券売機で食券を購入するシステムを採用している。現金を直接触らないように考えていることが理由で、強盗対策にも一役買っている。ただし、厨房内にもレジを設けており、店内で直接店員に申し出て代金を支払い追加注文することは可能である。~
𠮷野家が心を込めた接客を志して券売機を使わないのに対して、衛生面で硬貨紙幣に触れない松屋。ポリシーとポリシーのぶつかり合い。正義の反対派もう一方の正義。
うん。初回なのでつたない駄文。最後まで読んでくれた方、ありがとう。結婚してくれ。