毎日の、

独り言しか書きません。そういう風に決めたんです。断固として。

さよならmixiとはっきり言えない理由

もう散々話尽くされて誰も興味が湧かなくなっただろうが敢えて書く。

海外発のSNSFacebookを皮切りとして日本中でユーザーを増やした遥か前、日本のその市場にはmixiという絶対王者がいた。しかし、海外の後発組の猛威に見るも無残に居場所を奪われてしまった。思い起こせばもともとサービススタートからこの雰囲気は充分に漂っていたように思う。twitterFacebookはどこそこの大学内から、ある企業の中から試験的にスタートではなく、ユーザーからの招待が無いと使えないクローズドなサービスだったのでどことなく閉塞感があったように感じられた。これはGoogle+も同じでそちらはサービス終了が発表されてしまっている。篠田麻里子ストーキングツールとして使っていた僕は結婚発表とともに本田翼に全振りしなければならないのでいささか心境慌ただしいことになってしまった。おこです。mixiだってさおりんゆっさゆっさでお世話になっていたのでウェブサイト全般は正義である。横道にそれてしまった。修正修正。mixiのきわめてインサイドな人付き合いはとても日本的だったと思う。マイミクにしか見えない日記、マイミクだけが流れてくるタイムライン。書かれた日記には一見さんお断りとでも書かれているかの如く同じメンバーからの書き込み。そして一人一人に返信されるやりとり。それは一見ムラ社会のように感じられるがほのぼのした関係性があったように思う。最近また話題に上がった炎上動画の人たちもmixiに挙げておけば悲惨なことにはならなかったんじゃないだろうか。友人、気の合う仲間たちだけで楽しめる動画になっていたのかもしれない。世界が広がるなんて自由なようで厳しいものだ。ある人が「自由とは孤独ということだ」と言っていたことを思い出す。動画ごときで世の中をさわがせてしまった方々、ご連絡ください。俺がmixiに招待します。

 

2020/10/04 追記。

mixiが終わったというけれど、少ないながらもユーザーはいて、お気に入りの誰かの書き込みをそっと待っているんだ。狭いけれども当人たちがそれぞれの楽しみ方をしていて、ある意味洗練された場所に見える時がある。ログインして、タイムラインを除いていると、確かにほかのSNSとは少し違うけれど、人と人のやり取りがある。どちらが優れているというものではなくて、ここにはここの良さがある。アカウントは依然と違っているけれど、しっかりとmixiは、ある。

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