東京DEEP案内に東京をDEEPに案内されよう1~大東京総合卸売センター~
「首都圏住みたくない街」で有名な「東京DEEP案内」、載っている街を見るとちょっと行ってみたくなる不思議。
まったくレジャー感は無いし、明るいイメージもない。だけれどなんだか惹かれてしまう。そんなところを紹介するサイト。少し危ない場所もあるので注意が必要。
気になるところが載っていたのでちょっと行ってきました。
市場。記事に挙がっている写真を見るとかなり廃れているような印象。昭和なイメージ満載で、言いづらいけど過去の遺産っぽいような。一言でいうと近寄りがたいルックス。廃墟探索者、栗原亨ファンの僕には興味深い場所。
電車で行くにはちょっと歩く。公式サイトでは徒歩15分と言うけれど、体感的にもっとかかった気がする。てか、かかるよね。
誰基準の15分なのか。まあいい。
途中、南武線に沿って歩くのだけど、撮り鉄さんたちのスポットになっているらしく、三脚構えている人たちをすり抜けひたすら歩いた。
到着。幸い天候に恵まれたのでサイトで見るような悲壮感は和らいでいた。これくらいなら国道16号沿いの道の駅っぽくて入りやすい。廃墟感皆無。
普通。店内の案内もわりかし新しく、客を迎える意識はあるようで。
だけど僕が行ったのは平日のお昼過ぎ。市場としては遅い時間で、一般客も非常に少なかった。Google Mapのレビューでは値段の安さを喜ぶ人が多かったので、主婦層が多くいるかと思っていたんだけど。立地が立地なのでしょうがないのか。看板、ポップは割と新しい。
休憩スペースもあり飲食店は数件開いていたので、せっかくなのでなにか食べようかと思ったけど、席に着く勇気が出ない。外国籍っぽい若い夫婦が子連れで食事をしていたけど、なんだか立ち寄りがたい雰囲気。臆病者には軽い試練めいたものがある。
アジア系のスーパーがあるので料理好きには便利。日本でよく見かける値段なのでそこまで安い印象ではなかったけど。
店内は非常に明るくて店が開いている時間に行けばもっと違った場所なのかもしれない。
廃墟っぽさを期待していた僕には若干期待外れな極々普通の市場だった。建物の古さの割りにはきれいにする努力が感じられたので、それなりに繁盛しているんじゃないかと思う。
最後に
詳細は公式ホームページをどうぞ
ではでは。