毎日の、

独り言しか書きません。そういう風に決めたんです。断固として。

ぼんやりとした指示をいただいたよ。

弊社初というか、僕が会社に入ってから初の全くもって如何ともしがたい現場が最後の追い込み時期に入ってきた。他にも数件、現場が動いているのだけど、まずはここを納めてから他へ兵力を分散していこうという時期。社員一丸となって取り掛からねばならない。

昼夜を通した作業もあり、僕ら現場管理も立ち合いわねばならない。だけども、人には限界もある。

まずは年明け、毎度の事で僕がダウン。持病に合わせて風邪をひいてしまった。1日休みをいただいて復帰するも、後輩(イケメン)の様子がおかしい。

残工事とそれに必要な材料を確認し、明日からの再スタートを切れるように段取り中に連絡を入れたところ、「正直、何がどうなっているのかわからない。ここでまとめたところで明日から何が起きるのか想像つかない。」と宣った。彼は元々能力が低い人間ではない。僕的には優秀な人だと思っている。

んー。どうしたものか。

後から(この時点で19まわってる)先輩である、弊社の裏ボスが現場に駆けつけるらしい。

この時点で僕は現場管理と同時進行してる積算にまわろうかと思っていた。

 

一応、社長に連絡、指示を仰ぐ。

僕「後輩(イケメン)がグロッキーです。裏ボスが来るので明日は会社で積算進めようかと思います。どうしましょう?」

社長「んー。後輩(イケメン)に聞いてみたらいいんじゃない?」

僕「あまり頭がまわっていない様です。まとめてもらったのを基に明日は現場で指示出しした方がいいですかね?」

社長「指示出しもまとめも一人じゃ無理じゃないかな。」

 

この時点で僕的には今晩はイケメン&裏ボス、明日はイケメン&僕の構造ができた。しかし、イケメンを奈落の底に落とす32時間勤務に追い込むことになる。一番ソフトな結果は残工事の確認を明日にまわし、週明けからの再スタート。うん、めっちゃナチュラルな論理。

 

社長「一緒に手伝ってあげたらいいんじゃないかな?」

 

はい。今日は朝から現場へ出て、レンタカーを返すために弊社御用達のディーラーへ戻ってきたところ。

 

社長「一緒に手伝ってあげたらいいんじゃないかな?」

 

この言い回し、提案ではないか。僕に選択をしろと。つっぱねればいい。そんな事はわかっている。それを経て僕が現場へ戻ったとしよう。それは完全に志願兵ではないか。これは労基逃れか?いや、逃れるもなにも社長からは具体的に指示は出していない。これはなんだ?三つ巴の32時間戦争か?よくわからない。命令はされていない。会社が厳しく、一刻も早く現場をまとめなければならない。しかし、いろいろ無理があるだろうに……。と、現場へ向かう京浜東北線の中で思った。ぼんやりとした指示を元に棺桶には自分から進んで飛び込んで行く時もあるのだと思う。リンゴーン

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