毎日の、

独り言しか書きません。そういう風に決めたんです。断固として。

芸人さんと職人さん。職業というか役割についている名前への違和感。

好きな芸人とか、グノシーとかにあげるニュースに抱かれたい芸人だの、友達になりたいだの、芸人さんのランキングがよく上がる。

そもそもそういうところに上がる名前に、僕が思う芸人さんはいない。ほんと、勝手で主観で好みのチラ裏なんだけれど、割とそういう事って大事だと思う。個人の物差し的なこと。

 

今、ぱっと浮かぶ芸人さんは、くまだまさしとか池崎サンシャインとか。うん。常人ではない人達。もしかしたら漫才師ですら、僕は芸人さんだと思っていない。そんなに広義で言える言葉じゃない。

 

芸人さんて演芸場的なところにいて、テレビで司会をしたり、コメントを求める対象ではないのだと思っている。だって、まともな答えしなさそうだし。

 

人前に出て、突飛なことをしてそれを見せる。そういうのが芸人さんだと思っていた。

いろいろたたかれたり、何とか営業とか、BIG3の好意を蹴ってyoutubeでチャンネル作るとか。そんなの別になんでもないじゃんか。そういうのを見せる、見せてくれるのが芸人さんであって、常識なんて期待していない。

 

モニターの向こうにいる人間がまともであってもなくても関係ないじゃないか。まともな人間をみて楽しいのであれば、山手線や市役所でおっさんを眺めていればいい。まともな人間がみれますよ。

 

で、芸人さんに近いもので、職人さんってのがいる。いるというか、僕が建築業界にいるからなのだろうけれど、職人さんと呼ばれる為にはなかなか要件がある。

技能が優れていたり、きれいなものを作ることができる。そういうのが職人さんだ。

 

ただ、今の建築現場では、材料屋さんががんばったこともあり、ただ組立さえできればよいものが出来上がる。そして、誰が作っても大差ない。

チェーン店、フランチャイズ店のように、ある程度のマニュアルを守っていれば、商業ベースに乗るものが出来上がる。だけれども、作業員を職人さんと呼ぶ。めっちゃ違和感。

実際、建築現場の検査でで施工精度を見ているところを見たところはない。たぶん、必要ないんだろう。精度なんて。努力なんて。

 

仮囲いの中ではいろいろ切磋琢磨しているんだけれど、それはだれにも届いていない。こんなことを感じたのは、最近に始まったことではないのだけれど、お仕事中、口に出してはいない。怖いから。僕らの存在を否定してしまいそうで。

 

ここ最近の建築物で人の目を引くのは東京スカイツリーのようなバカでかい建物や、澁谷ヒカリエのような、人気スポットにできた建物だ。ね?施工精度なんて関係ないでしょ?

 

割と空しい。オリンピックの選手村や、なかなか有名なアウトレットの施工を実作業や積算、現場管理でかかわったけれど、それは世には届かない。

 

 

 

 

 

もう僕らは努力しなくてもなんとかなる職業になってしまった。

ある程度だけれどお金はいただける。それでよいのだ。?

 

 

 

 

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