UBER EATSは自転車っていう印象が強い事へのバイク乗りからの返答。
例のウイルスで自粛自粛ムードが高まって、引きこもりが推奨された数か月前。
ケイザイテキナ ダメージガーみたいな声があげっていた中でもブイブイ言わせていた業種があった。特に珍しくもないビデオ通話サービスで、オンライン会議を掲げたZOOM。正直、LINEでもSkypeでもいいだろって思っていたけど、物は言い様。オンライン会議って言ったもん勝ちだった。
そして、数年前から話題だったUBER EATS。
んで、僕もこのUBER EATSのドライバーに登録していて、配達員として何となく稼働している。自転車→バイク→自転車→バイクと登録を変えてしまうと配達件数が減ってしまう仕様みたいなので、実際とは違うけれどもこんな感じ。
自転車の時に300超えていて、昨日見た時も300超えていたけど今現在は246件みたい。
よくわからん。
今回、言いたいことは、
UBER EATSって自転車でしょ?
みたいな印象があるらしい。
仕事で付き合いのある、シンガポールで飲食店をやっている人と話す機会があって、「UBER EATSのバッグをしょっているとカッコいい」って言っていた。僕はダサくてしょうがないと思っていたけれど、メッセンジャーのようだって思うらしい。
メッセンジャーは確かにかっこよかった。
都会を駆ける男。みたいな。
でも、バイクの印象が薄いとかバイク配達員がカッコいい的な意見があまり聞かれないことについて少し考えた。
自転車配達員=かっこいい。
これはわかる。
オイシイエリアや実際に稼働している人の様子を見るために、自転車配達員のtwitterアカウントを眺めている時期があった。自転車アカウントの方々はほんとに楽しそうで、もともと、ロードバイクのように趣味として自転車に乗る人が多く感じた。
だって、これだよ?
なんか、シュっとしてていかにもデキるやつって感じがする。
とてもスタイリッシュで、都会を駆けまわる爽やかな印象。
これはカッコいい。
実際、ママチャリで配達員を始めてからロード、クロスバイクに乗り換えてポタリングに出かけてしまうほど自転車にハマる人も珍しくない。
思いのままに操れて、パーツ交換で得られる感触も自転車ならでは。そりゃ楽しいよね。ハッピーになれる。
だけど、
バイク配達員はこんな感じ。
なんか、イモ臭くないか……?
バイク好きにとってスクーターってあんまりアレな感じ。
バイクが好きな人の乗るバイクって、やれハーレーだとかレーシングレプリカだとか。
スクーターってさ、タイとか台湾とかの印象。
日常のアシでしかない。
配達員をするにあたって、停める場所や走っているときの効率って、ミッションがオートマチックじゃないとやってられない。
少し前に話題になった、月収100万円の配達員の方がこちら。
まさに軍人。
効率を重視して戦う男なので、この人自体はとてもカッコいいのだけれど、こんなのそこらへんのフリーランス気取りのフリーターには無理(暴言)。
結果を出していることがカッコいいのであって、ぱっと見漁師みたい。いや、漁師はカッコいいんだけど、街で見かける配達員は総じてイモ臭い。
要は、
UBER EATSでの趣向性と実用性の共存における最適解
これが問題。配達員は125ccを超えると特別な手続きや許可が必要になるので、運営は125cc以下の車両しか認めていない。そして、その環境下で利便性と効率を考えるとスクーターになってしまう。そして、そのスクーターの印象はちょっと……。
個人的な感想と偏見なのだろうけれど、一般的に自転車好きが乗りそうな、選びそうな車両と、一般的にバイク乗りが乗りそうな、選びそうな車両におけるスタイリッシュさと趣向性が違う。
配達員をやる上で、バイク乗りにとって排気量が足かせとなるのでめちゃくちゃツラい。
ここで僕のバイクを見てください。
僕史上最高にかっこいいのだけれど、いかんせん。配達に不向きだし。手間がかかる。
収入を取るか、楽しさかっこよさをとるか。
まあ、誰も配達員のことなんか見てないんだけどね。