経営者に直談判して給料の交渉をしてきました。っていう話。
行ってきました。
直談判と言っても、社長と僕ら従業員の距離は遠くない。中小なのでデスクも近くで同じフロア。というか、専用デスクなんてなくて、座ったもん勝ち。Googleみたい。?
こんなにカッコいいものじゃないけど。
専用のPCは数人が持っているラップトップで、会社には社長専用と2台のデスクトップがある。そもそもオフィスに人がいない。
さておき、交渉というかゴネてきました。
最近また副業熱が上がってきたのと、副業での時間単価が本業のそれとはかけ離れてきたこと。本業の収入だけでは生活ができなくなってきてしまった。
僕的には給料の査定がこれなんだといわれてしまえばそれまで。いらない人なんだと思ってきた。ここには書けないような言葉も受けてきたし、固定給なのかなんなのかわからない体制に困惑していた。
明細は毎月渡しているといわれたけれど、僕の手元にあるのは直近が4月。面倒なのでそこは勘違いしてましたと流したけれど。
今回話したところで一番聞きたかったのは、査定基準の有無。うん。そんなもの存在しないことはわかっていた。僕たちの様な中小企業に勤める者、もしくは経営者の方々はわかっているだろうけれど、毎月の給料を安定させるには、きわめて低い金額にして、賞与の様なもので補填するのが一般的だと思う。
繁忙期という言葉もある通り、仕事には忙しい時期、暇な時期が存在する。儲かるときはあるけれど、そうでない時もあるのだ。
そのあたりは承知していたが、従業員間の業務内容に差がありすぎる。
デスクワークをしない(できない)人。デスクワークしかできない人。建築業なので、できる作業に限りのある人。または作業そもそもができない人。ほんとに多種多様。そこに一律の基準なんて無理ゲー過ぎる。
正直、この会社に入ってから、できない業務を無くそう、すべてをまんべんなくやっていこうと思っていた。社長はそれを求めていない。
そこにも問題はあった。
できないことはあったにしろ、今までの顧客以外の開拓ができる人間が必要。作業は外注したりで帳尻合わせられるけれど、案件・現場を取ってくるということは一番大切なこと。これをやっていかないと会社自体がしぼんでいってしまう。
来た仕事をこなしていくだけでは現状維持にしかならないのだ。
自由を与えている社長と、なにを求められているのかわからない従業員。
僕は収入を外部に求めようとした時点で、考え方に齟齬があったんだと思う。
お金が足りなくなると、将来がどうというより、即金性を求めてしまう。僕はいまそういう感じだ。
実際、今から数年、娘が成人してしまえば収入なんてどうでもよくなる。今の業務をこなしつつ、新規開拓するより言われたことをこなすだけの人間になって、時間を作ろうと考えてしまっていた。
時間を取って会話をしていくうちに、今の僕と社長の考えに差がありすぎることが手に取るようにわかってきた。
修正が効くかはまったくわからない。
とりあえず営業はかけてみたり、今まで手を付けていなかった事務作業もやっていこうと思う。一人の従業員というより、自分自体が会社だと思っていかなければならない。のだろうか?
ここまでやらないとまともな金額が手に入らない業態って必要ないのかもしれないとも思っている。
そもそも僕の成果と給料は釣り合っているんだろうか?