小さいモニターから。11
育児というか、人間関係というかそんな話。
僕は自分の親とあまりうまくいかなかったので、子供を育てる・育児というものを我流というか行き当たりばったりでしか出来なかった。
ある時は着せ替え人形のように、ある時は友人のように。とても正しいとは言えないまま、その対象の娘は16歳になった。
娘がまだ生まれて間もない頃、僕の実の両親である二人に言われたことを今でも覚えている。
「かわいいだけでは子供を育てられない」
その頃から今でも、若干ムキになりつつ守っていることがある。
娘をかわいく思う気持ちを子育て、人間形成の原動力にしよう。
父性や母性そのものの原点はそこにあると信じている。最近ではそれが確信になりつつある。
娘はかわいい。容姿も性格も含めて。僕がそれの証人となろうと思う。
これからも一番の理解者で協力者でありたいと思うし、僕のことが嫌いになれば違う形で援助できるような形を作りたいと思う。
この16年間、僕の生きる糧になり、目標や指針のベースになっているのは娘だ。
将来が明るいものである事を祈る。
誰よりも幸せで、楽しい人生を歩めるようお手伝いができれば、それは僕の存在証明。レイゾンデートルだ。
誕生日、おめでとう。
明日からの毎日がこれまでよりもよいものであります様に。