ゆで太郎に行った話。
ゆで太郎。大好きで、そばというものがドーコー言う人はかなりきらうのだろうけど、僕は大好き。それでいいよね。ね?いいよね?
立ち食いソバって言う概念的な、入ってみると割と座れる、さっと入ってさっと出る系の蕎麦屋さんでは、そばであり、蕎麦でない。そういうものを食べるところ。
味覚が貧困なのは認めるし、そう言われてもダメージがないのだけれど、そういうところを逆に生かしていこうと思う。あれは全くソバではない。そういわれても、そうですかとしか思わないのだけれど、そういう人にもわかってもらいたいのは、ゆで太郎、あそこには各店舗に製麺機がある。これはすごくクオリティーの高いことで、寝かせる食べ物ではないそばにとってかなりのアドバンテージがあると思っている。
はじめて入った時、富士そば派だった僕は理由もわからず、推しを変えた。ゆで太郎を推そうと。その日から朝そばを食い、クーポンをもらうことに幸せを感じるようになった。これは、人生のマイルストーンだ。いつ、何度ゆで太郎に行ったか、あと何回ゆで太郎を食えるのか。エンターテイメントなのだ。
先ほど挙げた富士そば、小諸そば、あじさい、手軽にそばを食える店はたくさんある。しかし、根本の出来立てを出してくれる店は少ないのだ。
三たて。うちたて、ゆでたて、できたて。もはやファーストフードではない。しっかりとしたものを食べさせてくれる。これこそ、お・も・て・な・し、ではないか。
腹をすかせた俺たちを、しっかり慰めてくれる。よりそってくれる。それがゆで太郎なのだ。
お願いだから、ゆで太郎に行ってみてほしい。富士そばの乱切りを探してみてほしい。乗り換えのタイミングでJRのホームであじさいをあじわってほしい。ドライブの休憩に山田うどんを食べてみてほしい。安かろう、悪かろうなんて言えなくなるから。
まじで。
眠い。