毎日の、

独り言しか書きません。そういう風に決めたんです。断固として。

ラブレター。

親である僕の人生最悪のタイミングに生まれ、それでも元気に育ってくれた。割と思春期のここ数年間、稀に見る親への秘密が少しづつできてきた事はなんとなくわかるよ。それが、悪い秘密じゃない事も。これからそういう事が多くなるだろうけど、金が必要な時や一人ではどうにもできない時には頼って欲しい。理由や訳はどうでも良い。相談に乗る事はこれからどんどん難しくなっていくだろうから、理由なく、すがっていただければいい。僕たちは友達や兄弟、先生生徒などどんな関係にもなれるけれども、男女の想いへは踏み入れられないだろう。だから否定はしない。意見も忠告もしない。失敗したとき、間違えてしまった時に特段良いアドバイスなどはできない。そういうところは他の人に頼って欲しい。うまく。それなりに頑張ってみてはみたけれど、そんなに良い経験はさせられなかったしこれからもそうなると思う。ごめんなさい。僕が今の君と同じ歳の頃は、アルバイトをしていた事もあり、自分でなんでもできる、なんなら一人で生きていけると思っていた。ここ数年、そんな事を思う事はあるだろう。なんとなく会話でわかる。なんとなくだけど。憶測だろうけど。一人暮らしがしたいとか、そういうのは止めはしない。極力早めに経験した方がいい。財布の中と自分の希望を天秤にかけながら生活するのはすごく勉強になる。僕は「まだ」高校生の君に、授業の内容をお金に変えろってよくいうけれど、それの意味は半分くらいわかってくれた頃かもしれない。自分の経験と、自分ができることの中でしかお金を稼ぐ事はできない。そしてその中からしか欲しいものは手に入らない。授業や、日々の暮らしが身にならないと欲しいものは手に入らないんだ。高校生になる前に、「好きなことだけやりたいっていうのは、ちゃんと好きに向き合わないと、その好きなことすらできなくなる。」って言ったのを覚えているかな。好きを突き詰めることだけでは好きな事は続かない。人に説明できるように、楽しさをアピールできないと、日々の時間の中の好き嫌いのウエイトは崩れる。好きな事を人に説明して巻き込めるようになれればそれでご飯が食べられる。それはとても難しい。だから、嫌な事も少しはやらなきゃいけないときがくる。そんな時にする、自分への言い訳を考えておいた方がいい。僕はそれが出来なかったので、君を迎える時に徐々に捨てた。それはネガティブじゃない理由だったので素直に自分に納得した。でも、そうじゃない時もある。たかだか数千円のために好きを諦めなきゃいけないときもある。歳を取るとそんな時は来る。だから、自分への言い訳は大切。「大人になるんじゃなくて、子供でいられなくなった。」そんな事を思うことがないように。やりたいこと、やらなきゃいけないこと、できることのバランスをうまく取れるように。頑張るというより、考えて欲しい。たぶんそういうのは僕よりはうまくできると思う。うらやましい。明日から数日、登校日があるけれど、うまくこなして欲しい。それは特に意味はないことだけれど、それはキャリアになるから。折り合いつけてなるべく楽にこなして欲しい。面倒なら全部投げ出して帰ってくればいい。どうせ親なんてそんな時にしか役に立たないんだから。

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