毎日の、

独り言しか書きません。そういう風に決めたんです。断固として。

グーグルアッポーアポーソニー(Google vs Apple vs SONY)~栄枯盛衰ってこんなものなのかな?

今は亡きスティーブ・ジョブズappleに戻ってきてiMacを作った。

爆発的に売れて、windows95発売に引き続きPCがヲタアイテムじゃないという認識が浸透したのを覚えている。

そして、今のapple人気を決定的にしたのはもちろんiPhoneなのだけれど、その布石としてのiPod。当時、携帯型音楽プレイヤーの代名詞だったウォークマンを作っていたソニーが対抗として打った手が、「有機ELモニターを搭載する」というものだった。

正直、脱力した。本気で驚いた。

 

「うろたえすぎだろソニーさん……。」

 

携帯型音楽プレイヤーは、曲を自分で入れて再生するというもの。自分が好きだからプレイヤーに入れて持ち歩く。その端末のモニターには曲のタイトル、自分が知っている情報が表示される。そこが綺麗に、明るく表示されることに誰が注視するだろう?

うん、ほぼ見ないよね。

そして、記憶の中で申し訳ないけれど、iPodにしかシャッフル機能がなかったように思う。自分で入れた曲なので、もちろん自分が知っている曲が聞こえる。そこにフックが加わるのがシャッフル機能だったと思う。乗り換えのタイミングでかかるのがこの曲、会社に着くころにはこの曲、ということがない。知っている曲なのにタイミングが変わることでこんなにも驚きがあるものなんだと感動した。

 

そして、iPodapple勢は商品を売るために、「かっこよさ」持ち込んだ。

渋谷(だったな?)実物大のiPodをカードにして配った。持っていること自体にspecial感を売りにした。シャレオツだった。それに対するソニーの対抗は機能だった。事実より、共感。

ウォークマンが死語になった時だったと思う。

 

時は流れて、ここ数年。

GoogleのpixelとiPhoneが同じような争いをしているように見える。

カメラのレンズを増やして、マッチョな攻勢に出るapple。対して、持ち前のビッグデータを武器に、画像処理で綺麗な写真を作り出すpixel。データ処理にかかる費用と、レンズを売る費用は比べるまでもなく、今のテックが広まった背景そのものに答えがあると思う。

ジョブズはもういないんだと再認識した。

周辺機器を身内で固め、顧客を囲い込む会社と、「情報は、共有することで価値が生まれる」「環境をそこに生きる人々に最適化すること。サーチエンジンはその手段でしかなかった」と考える会社。昔の言葉だけれど、今思えばどちらが僕たちの幸せに必要なツール、サービスなのかが分かる。

ただ、今のデバイスの根本を作った、「感覚的に動き、取り扱い説明書がいら必要ないUI」を作ったのは間違いなくiPhoneappleだ。功績はものすごい。

 

そして、iTunesができたころ、「音楽コンテンツが効果だ。薄く広めることがハッピーにつながる。音楽業界は門戸を開くべき。」とワーナーやユニバーサルに詰め寄ったapple。とても僕らにとって頼もしい会社だった。おかげで音楽を楽しむことが身近になった。でも、今のappleはどうだろう?彼らがフォートナイトのエピックに言っていることは、とてもではないが聞くに堪えない。

 

自分の会社が成長するためにしてきたことを、真っ向から否定している。

過去に自分たちが敵とののしってきた企業と同じ行為をしている。

 

正直、冷めるんだよ。そういうの。

姿形を綺麗に見せて売ってきたiPhoneなんだ。性能はandroidの多様性に比べればただのミドルレンジのチョイ上の端末じゃないか。

 

もっと、かっこつけてよ。みすぼらしく見えるよappleさん。

 

 

 

 

 

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